タイ工業団地公社がキャンペーン開始 「今こそタイ、黄金時代到来」
ユタサック・タイ工業団地公社理事長は8 月16 日にバンコク都内のホテルで開催されたビジネスセレモニーで、「今こそタイ、黄金時代到来」キャンペーン開始を宣言した。同理事長は、現在、タイはかつてない投資の好機を迎えていると自信を示す。
また、ウィリット・タイ工業団地公社総裁も、公団は50 年以上、工業団地開発を推進してきたが、今こそ、全世界市場で投資家誘致を進める時期が到来していると強調する。
タイ工業団地公社は16 県68 カ所で工業団地を開発・運営しており、これまでに95 万3630 人の雇用と、17 兆400 億バーツの投資誘致を達成。同公社が管轄する用地は19 万212 ライ(1 ライは1600 平方㍍)であり、現時点で2 万341 ライが売却可能面積となっている。 同公社は今後、顧客ニーズに真摯に対応するほか、スマートインダストリアルエステイトおよびエコインダストリエステイトの開発に注力。また、投資誘致ターゲットとしては、グローバルサプライチェーン展開企業、S カーブおよび新S カーブ企業、環境にやさしい企業―を3 本柱としていく方針だ。
ウィリット総裁は約200 人が出席した同イベントで「是非、気軽に相談してほしい」と企業関係者に呼び掛けた。