ピントン工業団地第1四半期純収益、前年比229%増年間通じて好調な土地販売
2022-6-2
ピントン工業団地(PIN)は2022年第1四半期、ピントン工業団地4およびピントン工業団地5の土地販売が増加したことで、前年同期比229%増加の1億3800万バーツの純利益をあげました。新型コロナウイルス感染対策が成功していることを踏まえ、生産拠点としてのタイを高く評価する外国人投資家の信頼を構築し、年間業務の方向性を示し、成長していくことを確信しています。
ピントン工業団地のピラ・パッタマヴォラクンチャイCEOは2022年第1四半期(1~3月)の業績を公表しました。売上は3億7800万バーツで前年同期比142%増、純利益は同229%増の1億3800万バーツとなりました。新型コロナウイルス感染拡大の状況が落ち着く中、観光客のタイ入国が再び可能となり、それに伴い貿易・投資も好転し、PINの事業にとってもプラス要因となっています。ピントン工業団地4および5の土地販売は73ライに増加し、当期の業績は満足できるものとなりました。
一方、ビジネス部門では、ピントン工業団地内の工場や倉庫の賃貸料、ユーティリティコストなど経常利益率が若干改善されました。世界経済や国内経済の回復に伴い、工業団地内の顧客の生産活動が活発になっていることから、今期は計画通り拡大基調を維持できるものと考えています。政府のTest & Go施策の発展的解消をうけ、海外からの観光客が増加し、景気が拡大する原動力ともなっています。
「2022年第1四半期は収入と利益を飛躍的に増加させることができました。成長ポテンショナルが高く、戦略的ロケーションを誇る東部経済回廊(EEC)に位置するピントン工業団地には、輸出製品の生産拠点を求める外国投資が集まり、堅調な成長を推進することができました」とピラCEOは述べています。
今後の事業計画でも工業団地の土地販売を主軸としていきます。今年は、ピントン工業団地4、5、6に海外投資を誘致することで、前年同期比70%増、350ライの販売を目標とします。現在、中国、台湾、韓国の投資家らが、輸出製品のための生産拠点としてピントン工業団地に関心を寄せています。
さらに、工場や賃貸倉庫のためのスペースを確保した新ロジスティクスパーク・プロジェクトを20万平方㍍を超える関税フリーゾーンで立ち上げます。工場の屋根もしくは防壁には太陽光発電設備を設置します。これらによりピントン工業団地の持続的成長が可能となります。
ピントン工業団地のホームページ :
https://www.pinthongindustrial.com/ja/home-4/