


1965年に設立された日本警備業界のリーディングカンパニーのひとつである綜合警備保障株式会社(ALSOK)(本社:東京都港区)は2007年10月、タイの首都バンコクに「ALSOK Thai Security Services」(ALSOKタイ)を設立しました。
ALSOKタイの強みは、警備員の提供だけでなく、機械警備や防犯カメラ設置など様々なセキュリティサービスをワンストップで行うことです。このなか、顧客の施設に警備員を配置する「常駐警備」はORIGINALとATSの2ブランド制となっています。ORIGINALは、日本式の教育・研修を受けた自社警備員による警備サービス。また。ATSは、警備員の派遣のみ現地パートナー企業から受けることで、リーズナブルな料金を実現した警備サービスとなります。両ブランドともに運用管理はALSOKタイが行うため、安かろう悪かろうではなく、警備予算に応じたコストダウンを、安心・安全に行うことができます。タイには多くの現地警備会社がありますが、そのなかから貴社の求める警備員を探すのはなかなか難しいことです。伝えたいことを伝えるのも一苦労です。この部分をALSOKタイが責任をもって担当します。
このほか、センサーが異常を感知した際に警備員が駆けつける「機械警備」も提供しています。機械警備は、警備員が異常の有無を確認するのではなくセンサーが異常を感知します。センサーが警備員の代わりとなるため、機械警備は常駐警備と比較するとコストを抑えることができます。この機械警備は、日本ではごく一般的な警備サービスであり、多くの企業や個人が導入しています。機械警備はまた、センサーを交換することで火災にも対応できます。
ALSOKタイは通常の火災報知器を提供し、点検およびメンテを請け負っていますが、これに加えて、タイでは「炎検知システム」も提供しています。一般に建物工場火災の多くは、3分以内に天井に火が燃え移るケースが多いとされており、そのため初期消火は最初の数分非常に重要となります。この点、ALSOKの炎検知システムは10メートル離れた僅か7センチの炎を検出できるため、圧倒的な検知速度で早期発見ができます。
ここで、門の出入り口に配置される門衛にALSOKタイの警備員を常駐させた場合、火災が広がる前に出火場所に警備員が駆けつけることができ、緊急避難的対応により火災の蔓延を食い止めることができます。サムットプラカン県の某自動車部品会社ではこの炎検知システムを導入していますが、同社の日本人幹部は「当社の生産がストップした場合、世界レベルでサプライチェーンに影響が生じる。何としても火災から工場を守る必要がある」と話しています。
なお、ALSOKはタイ以外でも、ベトナム・中国・インドネシア・インド・ミャンマー・バングラデシュ・台湾で、警備事業や防災事業などを展開しています。
企業名:ALSOK Thai Security Services Co., Ltd.(ALSOKタイ)
事業内容:常駐警備・機械警備・セキュリティ商品
住所:3354/35 10th Floor Manorom Building, Rama 4 Road, Khlong Tan, Khlong Toei, Bangkok 10110, Thailand
タイ進出年:2007年
MAIL:info@alsok.co.th
電話番号:66-2-632-9140

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