財務省物品税局のエークニット局長が、政府の電気自動車(EV)奨励措置の下、タイ国内でEVを生産しているメーカーは2026年末までにタイでの主要部品生産プロジェクトに投資する必要があると念を押した。
ここでいう主要部品とは、モーター、減速機、インバーターの3品目。政府のEV奨励措置では、タイでEVを生産するメーカーに主要部品もタイで生産し、タイからのEV輸出を促進するよう求めている。
一方、今年度初めの11カ月間(昨年10月~今年8月)の自動車関連の税収が前年度同期比で約30%減少したことについて同局長は、「タイ国内の自動車生産・販売の減少、EV関連の減税措置が原因」と説明した。