タイ投資委員会(BOI)のナリット事務局長によれば、BOIは、東部ラヨン県のWHAイースタン・シーボード4工業団地でラジアルタイヤの生産を拡大するというコンチネンタルタイヤ社の申請を承認した。
これで年間生産量は480万本から780万本に拡大。600人以上が新たに雇用され、投資額は130億バーツに上る。今回のタイヤ増産は、タイを含むこの地域での今後の電気自動車(EV)の普及拡大を見込んだものという。
コンチネンタルタイヤは、ドイツで1871年に設立された世界をリードする自動車関連部品のグローバル企業コンチネンタルのタイヤ部門で、タイには15年前から進出している。2022年のタイヤメーカー売り上げランキングでコンチネンタルは、ミシュラン、ブリヂストン、グッドイヤーに次ぐ第4位。