タイ政府はタイを半導体の生産・供給ベースとする方針を打ち出しており、この方針に沿って、ペートンタン首相を長とする「国家半導体先進電子工学産業政策委員会」(国家半導体委員会)が設置されることになった。委員会設置は、ペートンタン首相が10月24日に承認した。
半導体・先進電子工学産業に関する方針・目的の設定、投資誘致促進のための工程表作成、熟練労働者育成、サプライチェーン開発、同産業の成長を促進する環境整備―などが同委員会の役割となる。
委員会は、首相が委員長、ピチャイ財務相が副委員長、外相など複数の閣僚が委員を務める。