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【投資】タイ資本市場に初登場 マングローブ炭素クレジット連動デジタル投資トークン

タイの資本市場に、新たな持続可能な金融の動きが加わった。ディット(タイランド)の子会社サイアム・ティーシー・テクノロジー(STCT)が発行した環境投資トークン「ブルー・グリーン・トークン(BLU)」が、募集を終えて二次市場での取引が開始された。トークン化された実物資産(RWA)として環境プロジェクトに投資できる仕組みが、タイでも本格的に動き出したことになる。

BLUはマングローブ林の炭素クレジットを裏付けとする、タイ初のデジタル投資トークンだ。7月3日から13日にかけて実施された募集では、1トークン1.20バーツで発行された4億トークンすべてが売り切れ、合計4億8000万バーツを調達した。発行は、タイ証券取引委員会(SEC)の認可を受けたトークン発行プラットフォーム「トークンX」を通じて行われた。調達した資金はマングローブ林の再生プロジェクトに充てられる予定で、炭素クレジットの創出を通じて、環境保全と投資収益の両立を目指す仕組みとなっている。

タイは沿岸部に広大なマングローブ林を抱え、炭素クレジット創出のポテンシャルが高い国の一つとされる。ESG投資への関心が世界的に高まる中、こうしたトークン化資産は、環境配慮型のビジネスを展開する日系企業にとって新たな資金調達・投資手段の一つとなりうる。カーボンオフセットの調達先としても注目される可能性があるほか、サプライチェーン全体で脱炭素を進めたい製造業にとっても参考になる事例だ。

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