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【車両】ベンツがタイ組み立て「GLC EV」投入へ 価格は370万バーツ以下

メルセデス・ベンツ・タイランドは、新型の電動SUV「GLC EV」をタイで組み立て、タイ国内で販売する計画だ。正式な発表と価格の公表は、12月のモーターエキスポで行われる予定。

同社は、価格を370万バーツ以下に抑えるとしている。生産はサムットプラカン県サムロンのトンブリ自動車組立工場で行い、納車は来年3月ごろ、または第2四半期になる見通しだ。

GLC EVは、同社の新しいEV専用車台「MB.EA-M」を使う最初のモデルで、2027年には「Cクラス」のEV版も控える。今回投入されるのは、前後に2つのモーターを積む「GLC 300 4MATIC」。最高出力は421馬力、最大トルクは800ニュートンメートルで、時速100キロまで4.7秒で加速する。800ボルトの電池を搭載し、欧州の測定基準(WLTP)で1回の充電で616キロ走行できる。

トンブリ工場は、すでに229万バーツのセダン型EV「CLA」を月100〜200台生産しているが、納車待ちが1000台を超え、年をまたぐ状況。そこにGLC EVが加わり、工場の稼働はさらに高まりそうだ。

タイ政府は物品税の見直しで、国内で生産するEVを優遇し、輸入車の税負担を重くする方向を打ち出している。中国勢を中心に現地生産の動きが広がる中、欧州の高級車メーカーも国内での組み立てで価格競争力を高める構えだ。

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