サウジとの関係改善でタイ最南部の開発・改善を目的としたフォーラム開催

ラチャダ政府副報道官によれば、約30年にわたって冷え込んだ状態だったタイとイスラム教を国教とするサウジアラビアの関係が先の２カ国の首脳会談に伴い修復される見通しとなったことを受けて、イスラム教徒が住民の大多数を占めるタイ最南部の開発・改善に向けたフォーラムが２月半ばに開催されることになった。

南部国境県管理センター（SBPAC）が催す同フォーラムは会場がまだ決まっていないが、宗教指導者、国と地元の役人、サウジアラビアに出稼ぎに行ったことのある人など約500人が出席する予定という。