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【食品】タイのマイナー・フード、韓国発フライドチキン店を16.6億バーツで買収

タイの外食大手マイナー・フードが、韓国発のフライドチキンチェーン「ボンチョン」の国際事業を買収する。投資額は米ドルで5000万ドル、バーツ換算で約16億6000万バーツにのぼる。パートナーであるサルーヤ・プライベート・エクイティ(SPE)と共同で、既存株主のVIGパートナーズおよび創業者のソー氏一族から株式を取得する契約を結んだ。取引は2026年8月中の完了を予定している。

今回の買収により、マイナー・フードはこれまでのタイ国内におけるボンチョンのマスターフランチャイジー(地域独占運営者)から、南北アメリカ大陸を除く全世界でのブランド保有者へと立場を大きく変える。一方、アメリカ大陸での事業はSPEが引き続き運営する形となる。

ボンチョンは2002年に韓国・釜山で1号店を開業したフライドチキンブランドで、現在は世界で約500店舗を展開する。マイナー・フードは2019年からタイでボンチョンを運営してきた実績があり、事業性を確認したうえで今回の全世界ブランド権取得に踏み切った。企業価値は約3000億ウォン、日本円換算でおよそ330億円規模と評価されている。

マイナー・フードはアジア最大級の外食企業グループの一つで、60カ国以上、2700店舗超を展開する。今回の買収は、限られた資本で成長できるフランチャイズ主体の「アセットライト戦略」を強化する狙いがあり、ロイヤルティー収入の増加を通じて早期の増益効果も見込まれるという。

買収交渉では海外の複数のファンドも関心を示したとされるが、現地で長年ブランドを運営してきた実績を持つマイナー・フードが最終的な買い手に選ばれた。

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