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【経済】タイ工業連盟、全国貯水率77%で企業へ水害警戒警報 サプライチェーン寸断に備え要請

タイ工業連盟(FTI)は9月28日、全国の主要ダム・貯水池の平均貯水率が77%に達し、特に西部で89%、東部で85%と満水に近い水準にあることを受け、降雨が小康状態に入った地域であっても水害リスクは依然として極めて高いとして、国内企業に対して事業継続計画(BCP)の即時確認と防災設備の総点検を促す緊急警告を発出した。

灌漑局がチャオプラヤ・ダム(チャイナート県)の放水量を毎秒2000〜2500立方メートル規模へ引き上げる調整を進めていることから、下流のチャイナートからアユタヤ、パトゥムタニ、ノンタブリー、バンコクに至る製造業・物流拠点において河川水位の上昇に細心の警戒を求めている。さらに、最大雨量238ミリを記録したカーンチャナブリ県をはじめとする西部地域ではメークロン・ダムの放水拡大が予想され、サムットサコーン県や首都圏南部とを結ぶ幹線物流網や原材料・製品の配送ルートが寸断される恐れがある。そこで、FTIは各工場に対し、非常用発電設備、機械類、排水ポンプ、止水板の緊急点検を行うとともに、従業員の安全な通勤手段の確保や代替調達ネットワークの稼働準備を整えるよう強く求めており、産業界全体に緊張が走っている。

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