【社会】バンコク知事、幹線道路の9割が2日以内に冠水解消と発表 二次道路の排水に注力
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バンコク都(BMA)のチャチャート知事は9月29日、水害対策統括本部における状況報告において、降雨の小康状態と排水ポンプの集中稼働により、首都圏の主要幹線道路の約90%が今後2日以内に冠水から回復し、通常交通へ復旧する見通しであると発表した。
ただ、都内では東部のクロントムサムワー区、ラッカバン区、クローンチャン、ロムクラオ地区などの低平地を中心に深刻な冠水が続いており、都立学校155校が被害状況調査のため休校措置を継続している。知事は、幹線道路の水位低下が進む一方で、ソイ(路地)などの二次道路や堤防外の河川沿い低地コミュニティでは、依然として深刻な冠水が起きており水が引くまでに最長で約1週間を要する地区が複数個所に及ぶと報告した。なお、現在、バンコク都沿岸の防潮堤は約3メートルの高さを維持しており、チャオプラヤ川の高潮による大規模な堤防決壊リスクは抑え込まれているとのことだ。
バンコク都庁は王立灌漑局(RID)と緊密に連携し、主要運河から海への排水経路を確保するとともに、自力通行が困難な孤立集落へのボートによる緊急食糧支援や大型高床トラックの運行を最優先で継続。週後半に向けて市民生活と物流インフラの正常化を急ぐ方針だ。
