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【社会】洪水なお20県とバンコクに 245万人に影響、プラチンブリで死者24人

タイの洪水被害が、なお20県とバンコクに広がっている。内務省防災局(DDPM)によると、13日午前6時時点で99郡804区6037村が浸水し、90万6083世帯、245万1860人が影響を受けた。

北部から中部へ流れ込む水と激しい雨が、引き続き地域を圧迫。それでも多くの地域で水位は下がり始めている。10月4日時点の影響人数は326万人で、被害の規模はピークより縮小。防災局はポンプや重機、救援チームを送り込み、水が引いた場所から復旧作業に入っている。

被害が大きいのはバンコクと中部だ。バンコクでは32万9000世帯が影響を受け、4人が亡くなった。県別で最も影響を受けた世帯が多いのはパトゥムタニ県で、全7郡の24万8818世帯に及ぶ。アユタヤ県も全16郡が浸水し、6万8401世帯が被害を受けた。

東部では、プラチンブリ県の被害が最も深刻だ。7郡で5万9727世帯が影響を受け、死者は24人と、今回の集計で最も多い。チャチュンサオ県は5万4729世帯、ナコンナヨック県は5万3490世帯に被害が及んだ。工業団地が集まるチョンブリ県でも、パナットニコム郡とパントン郡の1026世帯がなお浸水している。

防災局は24時間体制で監視を続ける。浸水の続く地域には食料や飲み水、救援物資を配布。地元の自治体などと連携し、住宅や公共インフラ、農地の被害を調べる作業も進める。被災世帯の情報をまとめ、財務省の規則に沿った見舞金の支給を急ぐ方針だ。

今回の洪水では、日系の自動車メーカーが部品の供給が滞って生産を止めるなど、産業界にも影響が広がった。パトゥムタニやアユタヤ、プラチンブリには日系企業の工場も多い。従業員の生活再建と通勤の正常化が、工場の稼働を完全に戻すための前提となる。

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