バンコクの交通渋滞　都知事が「１年以内に緩和」と宣言

バンコクでは深刻な交通渋滞が大きな問題となっているが、チャチャート新バンコク都知事はこのほど、１年以内に渋滞の緩和を実現する意向を明らかにした。

具体的には、来年の４月ごろまでに先端の情報通信技術等を用いた高度交通管理システムを導入すべく合同作業部会を設置。バンコク都庁、警察庁交通課、運輸省がこの作業部会をサポートする。また、作業部会には首都高速運輸公社（MRTA）、首都大量輸送公社、タイ高速道路公社など30を超える機関、組織の代表が参加するという。

都知事によれば、バンコクの主要交差点ではいまだに警察官が手動で信号の切り替えを行っており、これが交通管理の改善を妨げる一因になっているとのことだ。