軍艦沈没で海軍に批判集まる　軍事委が整備状況など聞き取りへ

タイ湾で悪天候の中でコルベット艦「スコータイ」が沈没したことで下院軍事委員会がプラユット首相兼国防相とチュンチャイ海軍司令官に説明を求めようとしていることから、海軍に対する批判が強まりつつあるという。

同委員会のプラサート顧問（最大野党・タイ貢献党幹事長）は、「海軍にはスコータイを整備するための予算が定期的に割り当てられていたが、沈没する前にしっかり整備が行われていたのだろうか」と疑問を呈しており、委員会はこれらの点についてプラユット首相などに説明を求める方針のようだ。 スコータイについては、整備だけでなく備品にも問題があったと指摘されており、チュンチャイ司令官もスコータイには十分な数のライフジャケットが積み込まれていなかったことを認めている。