国会議長　首相指名選挙の第２回投票延期を決定

ワンムハマトノー国会議長（下院議長）は７月25日、今月27日に予定されていた首相指名選挙の第２回投票の延期を決めた。

19日に行われるはずだった首相指名選挙第２回投票で前進党はピタ党首を第１回投票に続いて首相に推挙したものの、上下両院議員の投票で再推挙が却下された。しかし、この再推挙却下には「憲法違反」との指摘があり、行政監察官（オンブズマン）事務所が憲法裁に合憲か否かの判断を示すこと、および議会に対し第２回投票の延期を命じることーを求めた。

同議長によれば、下院の法律専門家や自身の顧問らと協議。予定通りに27日に投票を行った場合、問題につながることも考えられることから、第２回投票の延期を決めたとのことだ。

6日は第２回投票に備えて主要な下院議員や上院議員らを交えた準備会合が開かれる予定だったが、第２回投票が延期されたことで、この会合も中止された。