反政府デモ対応で国際社会から批判受けた治安当局が弁明　「法令は順守している」

国会議事堂前に行われた反政府デモへの当局の対応について、アムネスティーインターナショナルなど13の国際機関が批判的意見を表明したが、タイ外務省は11月27日、国際的な基準に基づいて状況に適切に対応すべく法律を施行したものであると説明した。

反政府デモに対しては、警察が放水車を使ってデモ参加者に高圧放水を浴びせており、このような対応に一部で批判的意見が出ている。
タニー外務省報道官は、「権利を行使して集会を行いたいのであれば、法律を順守し、他の人々の安全を考慮しなければならないのであり、そうすることが、タイが全面的に支持している市民的及び政治的権利に関する国際規約（ICCPR）を守ることである」と訴えている。