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ミャンマー国境近くで特殊詐欺のコールセンター用とみられる大量のパソコンや携帯を押収

ミャンマーと国境を接するタイ西部ターク県でこのほど、タイ治安当局がパソコンや携帯電話など特殊詐欺のコールセンター用とみられる大量の電子デバイスをトラックで運搬していた男を逮捕し、これらの機材を押収した。

当局はミャンマーに接するメーラマート郡での道路検問でピックアップトラックの荷物検査を行ったところ、携帯電話1251台、SIMカード274枚、パソコン19台などが見つかった。男は取り調べに対し、携帯電話などをカンボジアと国境を接する東部サケオ県まで運ぶよう5000バーツで頼まれたと自供している。

当局者によれば、今回見つかった大量の電子デバイスはミャンマー領内ミャワディーにあった特殊詐欺のコールセンターで使われていた可能性が高いという。カンボジアもまたこれまでに外国の犯罪グループが開設した特殊詐欺用コールセンターがいくつか摘発されている。

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