建設中の高架路事故続くラマ２世通り　コンクリート片がトラック直撃　運転手が死亡

バンコクの西に隣接するサムットサコン県で、縦横数十センチに及ぶ大きなコンクリート片がラマ２世通りを走行中のピックアップトラックを直撃。運転していた男性が顎、胸部、腕などに重傷を負い最寄りの病院に搬送される事故が起きた。男性はその後、病院で死亡が確認された。

当初の報道では、先ごろ事故が起きた現場近くの高架道路建設現場でまた事故が起きたと報じられたが、これは誤報だった。高架橋からはがれたコンクリート片はピックアップトラックの運転手側のフロントガラスを突き破り運転手を直撃。スリヤ運輸相はこの事故後、同様の事故の再発を防止すべく、国内にある高架橋の点検を指示したことを明らかにした。