スワンナプーム空港で突然倒れたオーストリア人の男　体内から大量の違法薬物

スワンナプーム国際空港が完成するまでタイの空の表玄関だったドンムアン空港で先ごろ、体内に覚醒剤255錠を隠して航空機に搭乗しようとしたオーストリア人の男（43）が警察に逮捕された。

関係当局によれば、男は空港内で突然倒れ、診察を受けることになったが、肛門からピンク色の液体が漏れ出ていたことから、バンコク都内の病院に搬送された。CT検査の結果、男が覚醒剤を小分けにしたものを大量に飲み込んでいたことが判明。小分けにしたものの一部が腸内で破れて錠剤が体液で溶けて肛門から出ていたものとみられる。男に排泄させた覚醒剤の錠剤にはWYの刻印があったとのことだ。