野党　外国人からの入国料徴収に反対　政府は来年初に導入予定

政府はタイに入国する外国人から１人当たり300バーツの入国料を徴収することを計画しているが、最大野党・タイ貢献党はこのほど、国民の理解が得られていないほか、旅行者にとって負担になるとして、この計画に反対した。

同党のチャカポン副幹事長によれば、このような計画を実施する場合はまず国民の意見に耳を傾ける必要があるものの、それが行われていないという。また、入国料の徴収によりタイを訪れる外国人が減ってしまう恐れもあるとしている。

同計画は現在、ナレスアン大学でその是非が検討されており、これが９月末に終了する予定。その後、公聴会開催を経て来年初めから入国料が徴収される見通しとのことだ。