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チェンマイ観光業界 早期の煙害対策実施を求める

タイでは近年、気温が下がって過ごしやすくなる年末年始の観光シーズンに北部やバンコクが深刻な大気汚染に見舞われるのが常となっているが、北部チェンマイ県の観光業界からは、煙害シーズンが始まる前に大気浄化法をしっかり施行するなど早期の大気汚染対策の実施を当局に求める声が上がっている。

チェンマイ観光評議会のパンロップ会長は、「PM2.5による大気汚染は非常に複雑な問題で、関係者全員が解決に向けて努力する必要がある。また、大気浄化法の範囲内で飴と鞭を使い分けて解決に導くことが肝要」と指摘する。

具体的には、野焼きも大気汚染の大きな要因であることから、野焼きをしない農家には政府が報酬を与えて農家を支援するのが望ましいとのことだ。

なお、チェンマイを訪れる外国人とタイ人の観光客が増加しており、同県の観光業は徐々に回復しつつある。

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