元タイ警察長官が最新パトカー導入で不正か
国家汚職制圧委員会(NACC)のニワッチャイ事務局長は3月14日、2018年からの最新型パトロールカー260台(約9億バーツ)の導入において当時のチャクティップ警察庁長官に不正があったとしてNACCが同元長官と関係者45人に法的措置を執ることを決めたと発表した。
このパトカーは、ルーフトップ・カメラ、ノートパソコンやノートパッド、旅券認証装置、テーザー銃、ヘルメットカメラなどを装備したスマートパトカーと呼ばれるもの。同事務局長によれば、パトカーの購入価格が高すぎで、公正な競争を経た結果なのかが疑われるなどの理由から法的措置を執ることにしたものという。