天然ガス自動車向けスタンド 収益減でタイ国内217カ所が廃業 ただし土地代は上昇
PTT(タイ石油公社)関係筋によれば、タイ国内の天然ガス自動車(NGV)向けのガススタンドは合計513カ所あったが、うち217カ所が廃業した。スタンドを運営していた民間企業や個人が収益減少に伴い転業したことが大きな理由という。
民間企業や個人が運営していたガススタンドは一時は月に10万バーツほどの売り上げがあったものの、今では月1万から2万バーツに落ち込んだところもある。ただ、その一方で、ガススタンドのある土地は上昇を続けており、天然ガス販売以外のビジネスに鞍替えするところが増加しているとのことだ。
なお、現在営業しているNGVスタンド296カ所のほとんどがPTTのパイプラインの近くに位置するPTT直営スタンドという。