押収した覚醒剤の包みに新しいロゴ 治安当局が新しい供給源の出現を懸念 タイ東北部
タイ東北部ブリラム県で7月20日、10万錠を超える覚醒剤が押収されたが、その包みにこれまで確認されたことのないロゴが入っていたことから、関係当局は、新たな覚醒剤供給源ができたのではないかとの懸念を示している。
国家麻薬制圧委員会、国境警備警察、タイ軍からなる混成部隊が、同県ラハーンサーイ郡で末端価格約140万バーツの覚醒剤10万1600錠を運んでいた6人を逮捕し、覚醒剤を押収した。覚醒剤はパラフィン紙などで梱包されていたが、そのパラフィン紙に、これまでに見たことのないロゴが押印されており、治安当局によれば、新しい覚醒剤密造所が出現した可能性があるという。
なお、報道によれば、タイ国境に近い近隣国のジャングル地帯に覚醒剤の密造所が散在しているとのことだ。