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富裕層御曹司不起訴問題 警察の捜査に問題があったことが判明

エナジードリンク「レッドブル」のオリジナル飲料である「クラティンデン」をタイで開発したチャリアオ・ユーウィッタヤ氏の孫であるウォラユット氏が2012年に悪質な交通死亡事故を起こしながら検察が同氏を訴追しないと決めた問題で、チャルワット警察庁長官補は8月19日、警察の特別委員会による同問題に関する調査で事故の捜査にかかわった警察官20人の判断に問題があり、このために検察が不起訴を決めたことが判明したと発表した。調査結果は近くチャクティップ警察庁長官に提出される予定だ。20人の警察官については改めて調査を行って懲戒処分が決定される見通し。

この問題に関しては、ウォラユット氏が運転していたフェラーリの速度について警察の報告書で当初は時速170キロ以上とされていたのが、制限速度内の時速80キロ以下に変更されたり、有力者が警察の捜査に介入したりしたなどと報じられており、疑惑まみれとの印象がぬぐえないとのことだ。

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