非常事態宣言を9月末まで延長 閣議で承認 政府は「政治的利用はしない」
政府は8月25日の閣議で、有効な新型コロナ対策を講ずるためとして発出された非常事態宣言を9月末まで1カ月延長することを承認した。延長は今回で5回目。
非常事態宣言については、以前から「政府が宣言のもとでの権限強化を政治的に悪用している」といった批判が出ていることから、政府は、「反政府集会をやめさせるためなどに宣言を利用しない」と繰り返し説明している。
新型コロナウイルス感染症対策センターが25日に発表したところによれば、新たに帰国者5人の感染が確認された。また、国内での感染確認ゼロが連続92日となった。新規感染者はオマーンから戻った女性(26)、トルコから戻ったマッサージ師(47)、インドネシアから戻った男性(27)と女性(20)、米国から戻った1人(46)の計5人で、全員が無症状という。