外国人が国内感染か 保健当局が調査に乗り出す
保健省疾病管理局のスワンナチャイ局長は9月8日、韓国人男性(54)がタイ国内で新型コロナに感染したとみられることから、男性がタイ滞在中に行った場所や接触した人たちについて調査を進めていると明らかにした。男性は3月16日にタイに入国し、9月4日に韓国に帰国して空港検疫で新型コロナ感染が判明したものという。
タイ当局は韓国の保健当局から提供された男性の感染に関する情報や独自に取得した情報に基づいて調査を進めているが、男性がバンコク都ワントーンラーン区の家に滞在していたこと、韓国大使館を訪れたこと、公共輸送機関を使用したこと、入管事務所に行ったことなどが判明しているという。
また、新型コロナウイルス感染症対策センターは8日、空港検疫で新たにインド人男性(46)の感染が確認されたと発表した。