金銭問題で一家心中か バンコクの民会に家族5人の遺体
9月17日朝、バンコク都トゥンクル区の民家で家族5人が死亡しているのが見つかった。警察では現場の状況から、元軍人の男性が両親、妻、9歳の息子を殺害したあと自殺した一家心中の可能性が高いとみている。
男性は自営業だったが、金銭的な問題を抱え、従業員に給与を払えない状態だったようで、これが心中の理由とみられている。
警察によれば、17日午前6時ごろに銃声と悲鳴を隣家の住人が聞いており、また、登校の時間である午前7時ごろになっても息子が家から出てこないことから、隣家の住人が外から様子を見たところ、男性の母親が倒れているのが見えたとのことだ。
通報を受けた救急隊がゲートをこじ開けて家の中に入ると、一家5人全員が死亡しており、男性の手には拳銃が握られていたという。