新財務相は9月末で定年の財務事務次官か
先の内閣改造で民間から起用された財務相が就任後1か月足らずで辞職したことで財務相ポストが空席となっているが、関係筋によれば、政府は9月末で定年退職するプラソン財務事務次官に財務相を任せる心積もりという。
スパタナポン副首相兼エネルギー相が先に「政府は財務相に適任な人物を見つけた」と発言したが、その直後にプラソン次官が国営企業役員などすべての職を辞する手続をとったとのことだ。
これについては、「プラソン次官の財務相就任が内定したことの証」との見方があるが、次官本人は「定年退職に備えたもの。財務相就任が理由ではない」と説明している。