熱低接近によりタイ27都県で水害の恐れ 気象局が注意呼びかけ
気象局は10月7日、熱帯低気圧の接近で全77都県のうち27都県では大雨が続いて低地が冠水する恐れがあり、また、東北タイの玄関口であるナコンラチャシマ県が大雨の被害を最も受ける見通しだと発表した。
熱帯低気圧は熱帯から亜熱帯の海洋上で発生する低気圧の総称で、勢いの強いものは台風と呼ばれる。同局によれば、熱帯低気圧は南シナ海から西に移動し、タイに向かっており、その影響で東北部の南側、東部、バンコクを含む中央平野、南部が強風や局所的な大雨に見舞われる可能性があるという。