フランス人女性は強制隔離ホテルのフィットネスクラブでコロナ感染か
入国後しばらくしてフランス人女性(57)の新型コロナ感染が確認され、タイ国内感染の可能性が高いとされている問題で、サティット副保健相はこのほど、保健省が入国者・帰国者を対象とした隔離措置を厳格化する方針であることを明らかにした。
このフランス人女性はタイ入国から14日間、サムットプラカン県のサイアム・マンダリン・ホテルに隔離されており、検査結果も陰性だったことから、10月15日にホテルを出てサムイ島の家に戻っていた。しかし、17日に発症し、その3日後の検査で陽性と判明。ホテル内のフィットネスセンターでウイルスが検出されており、女性がここで感染した可能性が高いとされている。
このため保健省では、隔離施設での感染を防止するための措置を強化する方針だ。