国会議長が反政府勢力に呼びかけ 「まず国会議員に仕事をさせてみよう」
首相辞任や改憲を求め大規模集会を続けている反政府勢力が王室改革を要求していることで、王室支持派が反発し対立激化の様相を呈しているが、チュアン国会議長(下院議長)は11月16日、事態打開に向けて議会で17日と18日に改憲関連7案を受け入れるか否かが検討されることから「まず国会議員に仕事をさせてみよう」と呼びかけた。
改憲法案は全7案で、与党議員と野党議員が提出し9月に下院と上院で検討が行われた6案、そして市民グループ「インターネット・ロー・リフォーム・ダイアログ」が提出し市民10万人あまりが支持の署名をした1案となっている。
チュワン議長は、「どの案に賛成票を投ずるかについて議員に圧力をかけないでほしい。議員の判断に任せてほしい」と述べている。