プラユット首相の住居問題で合憲判断 反政府勢力は反発
元陸軍司令官のプラユット首相が退役後も陸軍の住宅に住んでいるのは憲法に違反するとして訴えられていたが、憲法裁判所は12月2日、陸軍の規則は元司令官が国に仕える職にある場合は陸軍の住宅に住み続けることができるとしているとの理由で訴えを退ける判断を示した。
プラユット首相辞任を要求している反政府勢力はバンコク都内ラートプラオ交差点で大規模な集会を行って憲法裁の対応を見守っていたが、「違憲に当たらず」との判断が出たことに反発。反政府活動を強化する方針を確認した。