首相 「ミャンマーから不正帰国した感染者はスーパースプレッダーではない」
陸続きの隣国ミャンマーから帰国した複数のタイ人の新型コロナ感染が確認されたことに国民の関心が集まっているが、プラユット首相は12月7日、「これらの感染者はスーパースプレッダーではなかった」と述べ、タイ国内でこれらの帰国者のせいで感染再拡大が起きることはないとの見方を示した。スーパースプレッダーとは通常より強い感染力を有す感染者のことで、その存在が感染拡大の重要な要因と考えられている。
また、これら感染者の中に14日間の隔離を避けるため国境検問所を通らずに不法に帰国した者がいたことについて首相は、「正規のチャンネルで入国しないことは法律違反であり、処罰されることになる」と警告した。