美容整形の医療ミスで医師に禁錮4年の有罪判決
刑事裁判所は12月23日、2年前に顔面の若返り手術であるフェースリフトを受けた女性(当時72)が手術が原因で死亡したことについて、医療ミスがあったとして執刀医であったタナポン被告(51)に禁錮4年の有罪判決を言い渡した。これに加え被告には関連した軽微な罪について禁錮1年が言い渡された。
判決では、女性は手術の際の麻酔薬の注射が原因で激しいアレルギー反応を起こし、その後の処置の不手際で死亡したものとされている。
なお、女性の遺族は美容整形クリニックの院長である同被告に2億バーツの損害賠償を求める民事訴訟も起こしている。