保健当局は違法行為者からのコロナ治療費徴収に否定的見解
アヌティン保健相は先に新型コロナの感染者のうち不法に出入国したタイ人や賭博場に通っていた者など法律を守らない人々については無料治療の対象外として治療費を徴収する考えを明らかにしたが、新型コロナウイルス感染症対策センターのタウィシン広報担当は1月10日、新型コロナ感染者は無料で治療するという保健省の規則があり、センターは今後もこれに従うと述べ、一部感染者からの治療費徴収の可能性を否定した。
同氏によれば、「センターは治療費に関して感染者を選別することはできない。ただ、保険に入っている人については保険の適用範囲に応じて当局が治療費を負担する。また、外国人出稼ぎ労働者の治療費に関してはケースバイケースで決める」とのことだ。