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ミャンマー軍事クーデターによるミャンマー人流入を警戒

隣国ミャンマーで軍事クーデターが起きたことを受け、タイ北部を管轄する陸軍第3管区のアピチェート司令官は2月1日、「新型コロナ対策の一環でタイ軍がミャンマー国境を監視しており、不法入国した者は逮捕される」と述べ、クーデターによりミャンマー人が大量にタイ国内の流入するような事態にはならないと強調した。

タイでは正規のチャンネルを経ずにミャンマーから帰国したタイ人や合法・非合法に入国したミャンマー人の間でコロナ感染が多数確認されているため、タイ当局は現在、不法入国を阻止すべくタイ・ミャンマー国境の警備を強化している。

過去にはミャンマーで国軍がタイ国境に近いエリアを拠点とする反政府勢力に攻勢をかけて、同勢力の支配エリアで生活する少数民族が国境を越えてタイに逃げ込んだこともあるが、アピチェート司令官によれば、今のところクーデターの影響で少数民族などがタイに流れ込む兆候はないとのことだ。

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