タイ陸軍トップ 「ミャンマーのクーデターには干渉しない」
ナロンパン陸軍司令官は2月4日、隣国ミャンマーで起きた軍事クーデターについて、ASEAN加盟国間の合意に基づき干渉しないとの姿勢を示すとともに、「タイでまたクーデターが起きるか」との質問には「そのようなことは一度も心をよぎったことはない」と述べて全面否定した。東南アジア諸国連合(ASEAN)は10か国で構成され、タイとミャンマーも加盟国している。
また、「ミャンマーの陸軍トップとクーデターについて話し合ったことがあるか」との質問に対し、ナロンパン司令官は「クーデターは政治的なこと。我々が話し合ったのはすべて軍事のことであり、政治的なことを話題にしたことはない」と返答した。