野党党首が首相を攻撃 「違法賭博場とのつながりがある」
不信任案審議初日の2月16日、野党のセーリールアムタイ党のセーリーピスット党首が「違法賭博場とつながりがある」とプラユット首相を非難したのに対し、首相は、「(違法賭博場にかかわっているというのは)メディアが報じた情報にすぎない。確固たる証拠、証言を揃えて裁判所に訴えて自身の主張の正しさを証明しなければならない」と反論した。
違法賭博場については、ここに出入りしていた人たちに新型コロナ感染者が少なくなかったことから、その存在に注目が集まっており、関係当局が新型コロナ対策の一環として摘発に乗り出している。
首相はさらに、「タイプのいかんにかかわらず私はこれまでに賭博というものを支持したことはない」と明言した。