陸海空3軍の司令官 国軍スリム化で合意 不要部署廃止へ
タイ国軍のティラポン副報道官によれば、陸海空3軍の司令官が国軍のスリム化について意見を交わし、大将、中将、少将の人数を今後5~10%減らしたり、不要な部署を廃止したりすることで合意したという。また、中将以上の将官が指揮官を務める部署の新設を遅らせ、将官をエキスパート、スペシャリストなどの特別職に任命するのも減らしてゆくことが決まった。
なお、野党勢力の中には以前から軍備削減などを訴えている政党が存在するが、同党の広報担当者は、「国軍がスリム化を言い出したことは歓迎したい。だが、本気なのかまだ疑わしい」と話している。