タイ保健当局 10月までに国内制限措置全廃の可能性に言及
新型コロナウイルス感染症対策センターは3月10日、感染拡大を防止するため国民や関係機関が政府に全面的に協力すれば10月までに感染対策の制限措置をすべて撤廃できるとの見通しを示した。
昨年12月に中部サムットサコン県で出稼ぎ外国人労働者の大規模集団感染が起きたころから国内で感染が再拡大することになったが、同センターのアピサマイ広報担当は、「サムットサコン県では感染拡大を抑制するために関係当局がセンターの規則を順守している」と指摘した。
なお、感染リスクが最も高いゾーンとなっている同県では3週間のうちに7万回分のワクチンが割り当てられる予定。また、3月第1週のワクチン接種ではこれまでのところ深刻な副反応は報告されていないとのことだ。