新型コロナ タイ国産ワクチンの臨床試験がスタート
タイ政府医薬品機構(GPO)が開発した、新型コロナウイルスの不活化ワクチンの臨床試験が3月22日、開始された。マヒドン大学熱帯医学部および米国のNGOなどが開発に協力したこのワクチンの本格的な接種は来年になる見通しという。
アヌティン保健相によれば、タイでワクチンを開発できたことは、外国のワクチンに頼らずに済むことを意味しており、タイの公衆衛生にとって非常に大きな意味があるという。このワクチン計画が順調に進めば、来年には年間2500万-3000万回分のワクチン生産が可能になる見通しという。