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プラユット首相 「自国民への武力行使を支持する者などいない」

プラユット首相はこのほど、タイ政府が現ミャンマー軍事暫定政権と同政権による自国民に対する無差別武力弾圧を支持しているとの見方を否定した。

タイとミャンマーは東南アジア諸国連合(ASEAN)の加盟国だが、ASEAN内では加盟国の内政問題には干渉しないという原則があるため、タイを含む加盟9カ国からはミャンマーを非難する声は表立っては上がっていない。ただ、プラユット首相は「どうしてミャンマー軍を支持できるだろうか。自国民への武力行使を支持する者などいない」と明言している。

また、ミャンマー国軍記念日の祝賀行事にタイ軍が代表を派遣したことについて首相は、「ミャンマーと通信チャンネルを維持しておく必要があるため」と釈明した。

なお、首相によれば、ミャンマー軍による攻撃でミャンマーからタイに避難する人が増えると予想されることから、タイ側は準備を整えているところという。

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