感染再拡大で制限措置強化も都市封鎖はせず
政府は4月16日、新型コロナの感染再拡大を受けて、感染リスクが最も高い18都県を対象に感染対策の制限措置を強化することにした。ただ、ロックダウン(都市封鎖)や夜間外出禁止といった厳しい制限措置を導入するには至らなかった。ただ、感染拡大に歯止めがかからない場合は制限措置をさらに強化することになるという。
プラユット首相は同日、「このような(制限強化)措置を打ち出すたびに私は心が痛む。(制限措置の強化で)とりわけ低所得者層が影響を受けるわけで、私は心が重く、心地が悪い」と述べた。
なお、感染リスクが最高レベルの18都県は以下の通り。バンコク、コンケン、チョンブリ、チェンマイ、ターク、ナコンパトム、ナコンラチャシマ、ノンタブリ、パトゥムタニ、プラチュアプキリカン、プーケット、ラヨン、ソンクラ、サムットプラカン、サムットサコン、サケオ、スパンブリ、ウドンタニ。