タクシー運転手団体がワクチンの優先接種を求める
3万人以上の会員を擁すタクシー運転手団体が4月29日、タクシーや公共交通機関の運転手に優先的に新型コロナワクチンを接種して不安なく業務を遂行できるようにしてほしいとの要望書を政府に提出した。
同団体の代表によれば、不特定多数の人が利用するタクシー、オートバイタクシー、バスなどの運転手は感染するリスクが高く、このため、優先的にワクチン接種を受けられるようにすべきという。
同代表によれば、国内のタクシー運転手は以前は10万人あまりだったが、新型コロナの感染拡大による利用者減少や感染リスクのために現在は4万人前後に減少しているとのことだ。