タイ国内の刑務所内で感染者増加続く 合計1万7138人
矯正局はこのほど、受刑者1243人の新型コロナ感染が確認されて刑務所における感染者数が合計1万7138人に増加し、受刑者の感染者の中から初めて死亡者3人が出たと発表した。
感染受刑者の死亡者は、1人目がチェンマイ中央刑務所に収容されていた62歳男性、2人目がトンブリ刑務所に収監されていた64歳男性、3人目がバンコク刑務所で感染が確認された47歳男性。
なお、国内の刑務所では新型コロナの感染が急速に拡大して大きな問題となっているが、これら刑務所では以前から当初想定された以上の受刑者が収容されて過密状態となっていたところに感染者が入ってきて感染が一気に拡大したと考えられている。