7月1日からの観光業再開目指すプーケットのワクチン接種率50%
世界的に知られたタイ南部の観光の島、プーケット県では集団免疫を達成して国内外から観光客を迎え入れて7月1日からの観光業再開を実現しようと県民の70%に新型コロナワクチンを接種させることを目指しているが、ナロン県知事はこのほど、同県のワクチン接種率が50%に達したと明らかにした。
具体的には、県民の70%とは46万6587人で、2回接種するには93万3174回分のワクチンが必要。同県ではワクチン接種が病院などの医療機関のほか、大きなスポーツ施設など6か所で集団接種が行われている。
なお、同県では現時点で約8万人が接種の予約を行っておらず、それぞれの地区の責任者に接種を呼びかけることが求められている。