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ロヒンギャ難民絡みの人身取引の主犯格 服役中に心臓マヒで死亡

法務省は6月2日、過去最大とされる人身取引事件で主犯格として逮捕され、服役中だったマナート受刑者(65)が2日夜に医療機関で死亡したと発表した。陸軍顧問の中将だった同受刑者は心臓マヒで死亡したとみられており、刑務所内での新型コロナ蔓延に伴い先に受けた新型コロナの検査では結果は陰性だったという。

関係筋によれば、マナート受刑者は高血圧、高コレステロール血症、不整脈などの治療のため入院。2日は病院の8階でエクササイズ中に倒れ、午後8時ごろに死亡が確認された。

マナート受刑者が逮捕された人身取引事件は、2015年に南部ソンクラ県でミャンマーから逃れてきたロヒンギャ難民とみられる約30人の遺体が見つかったことがきっかけで軍関係者などがロヒンギャ難民絡みの人身取引に関与していたことが明るみに出たもので、逮捕者は100人を超えている。

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