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タイ保健省が施設入居の高齢者への移動ワクチン接種サービスを開始

保健省は6月8日、医療スタッフが乗り込んだ医療車両がバンコク都内の高齢者専用施設を回り新型コロナワクチンの接種を行うというサービスを開始した。施設に入居している高齢者約1200人にワクチンを接種することが目標だ。アヌティン保健相によれば、高齢者は新型コロナに感染した場合重症化するリスクが高く、優先的にワクチンを接種する必要があるものの、インターネットやスマートフォンで接種の予約をすることができない高齢者が少なくないことから、移動接種サービスを開始することになったという。

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